設立の経緯
1972年の日中国交正常化を契機に医学・医療関係者の相互訪問が盛んになり、これに対応するため、1978年、日中友好協会内に日中医学協会の前身である医学学術交流小委員会が設置され、中華医学会(日本医学会に相当)を中国側窓口として交流を行っておりました。
1980年、日中友好協会から独立し、任意団体「日中医学協会」として活動を開始しました。
医療の近代化を目指す中国の要請に応じて、日中間の共同研究、人材育成等の事業を行うため、1985年、医学・歯学・薬学・看護学・その他医療関係団体の総意を結集し、経済団体連合会傘下の医療業界のご協力を得て、全国性・総合性を備えた民間の窓口として「財団法人日中医学協会」が発足しました。
2013年、公益法人制度改革に伴い、「公益財団法人日中医学協会」に移行しました。2015年、財団設立30周年を経て、今の時代に相応しい新たな日中医療交流事業をまさに展開しようとしています。
設立記念行事
開催年 | 設立記念行事 | 記念シンポジウムテーマ |
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1980年 | 日中医学協会創立 | |
1985年 | 財団法人日中医学協会設立 | |
1995年 | 設立10周年記念シンポジウム | 日中医学交流の過去・現在・未来 (陳敏章衛生部副部長講演) |
2000年 | 設立15周年記念シンポジウム | 中西医結合の現状と展望 (彭玉衛生部副部長講演) |
2005年 | 設立20周年記念シンポジウム | 中国における感染症の予防とコントロール (陳嘯宏衛生部副部長講演) |
2013年 | 公益財団法人認定記念祝賀会 | |
2015年 | 設立30周年記念シンポジウム | 日本医療の国際展開と中国における日中医学協会の役割 (馬暁偉中国国家衛生・計画生育委員会副主任臨席) |