中日友好医院 孫陽院長一行が日中医学協会を表敬訪問されました
2018/08/23
2018年8月22日、北京市にある中日友好医院の孫陽院長一行が、当協会小川秀興理事長(順天堂理事長)を表敬訪問されました。
当協会と中日友好医院の交流の歴史は古く、中日友好医院設立の構想に当協会が携わっていたことから始まります。
中日友好医院は、故大平総理が1980年5月、日本側の無償資金援助により建設に協力することを約束したもので、1982年12月に着工し、1984年10月に開院しました。「日中医療協力の拠点」と標榜したこの病院の特長を、西洋医学と中国医学が結合して臨床・研究を行うところとし、医療・研究・教育・リハビリテーションの4つの機能をもつ病院として設立されました。起工式には当協会を代表して岡本道雄副会長(京都大学前総長)が出席し、開院祝賀式典には石館守三副会長(日本薬剤師会前会長)、安達勇常任理事(国立がんセンター内科医長)が出席しています。 ※( )は当時の役職。
その後も、当協会は中日友好医院に数多くの日本人専門家を派遣し、中日友好医院も当協会が実施する日中笹川医学奨学金制度の研究者として多くの若手の医師・看護師を日本に派遣するなどして、日本で学んだ先進医療技術や日本の医療サービスを中日友好医院で実践しています。
今回の表敬訪問では、今年1月に就任した孫陽院長から、当協会とのこれまでの友好交流の歴史に鑑み、今後もこれまで以上に活発に交流を行っていきたい旨が述べられ、友好交流の更なる発展に向けてお互いに意見を出し合っていくことで合意しました。
- 中日友好医院訪日団
孫 陽 院長 [写真:一列目中央左]
劉 曉 院長室副主任 [写真:一列目右端]
鐘 林涛 医務処副処長 [写真:二列目中央]
尹 勇鉄 国際交流処職員 [写真:二列目中央左] - 日中医学協会
小川秀興 理事長 [写真:一列目中央右]
新井 一 業務執行理事 [写真:一列目左端]
本田伸吾 事務局長 [写真:二列目中央右]