笹川同学会が中国・湖南省で二級病院医師に対する腹腔鏡研修を実施しました
2020/09/25
日中笹川医学奨学金研究者OB会(笹川同学会)は、二級病院(県級病院)の医療水準向上のため、中国でも需要が多い腹腔鏡下手術の実用技術研修を、2013年から毎年中国各地で行っており、今年は湖南省と吉林省で行います。
湖南省での腹腔鏡研修が、9月10日~11日に湖南省長沙市にある湖南長沙通程国際大酒店で開催されました。
研修は、李永国先生(第1期生,元中南大学湘雅第二医院副院長)が実施責任者となり、中南大学湘雅第二医院の先生方が講師を務め、実際の症例動画を用いて手術全体の流れと手技について講義を行いました。
本研修には、これまで笹川同学会主催の腹腔鏡研修に参加した東北、華北、華中在住の医師26名が参加しました。講義終了後、研修生からそれぞれ、所属病院での実践報告と、診療時や手技に関する疑問点などを発表してもらい、講師と研修生全員で意見交換を行いました。