笹川同学会日本支部学術交流会が開催されました
2024/03/29
2024年3月10日㈰、笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)日本支部学術交流会が、東京・TKP品川カンファレンスで開催されました。学術交流会には、笹川同学会趙群理事長、李忠金秘書長、日本支部会員(オンライン参加者を含む)のほか、中国大使館科学技術部から祝学華公使参事官と朱小博一等書記官、日中医学協会から安達勇副会長と岡田光子事務局長の、計35名が参加しました。
学術交流会は、第13期笹川生の李亜範氏(日本支部副会長)の司会のもと、「在日笹川生たちの基礎・看護・医療研究への貢献」をテーマに行われ、4名が講演し、活発な質疑応答が行われました。
◆講演者
孔徳川 熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター感染免疫分野・博士課程(第43期生)
「新興感染症は人類に迫っている」
蔡偉華 PRAヘルスサイエンス・メディカルディレクター(第18期生)
「世界の医薬品の安全対策~その由来、現状と課題」
呉秀賢 兵庫医科大学泌尿器科学・講師(第19期生)
「前立腺がんの診断・治療の進歩」
張平平 富山県立大学看護学部・教授(第18期生)
「東洋医学の知恵を活かした看護ケアの創出」
また、特別講演として福島県立医科大学副理事の下村健寿先生が、日本における糖尿病の基礎研究と臨床研究の現状と展望について、時折ユーモアを交えながら、非常にわかりやすく講演され、多くの質問が寄せられました。
◆特別講演
下村健寿 福島県立医科大学・副理事/病態制御薬理医学講座・主任教授
「KATPチャネルから見る糖尿病治療」
◆日本支部学術交流会実施責任者
趙松吉 福島県立医科大学・教授(第19期笹川生)
◆協賛企業
株式会社モルフォテクノロジー