山東省病院長訪日団を招請しました
2017/12/20
2017年12月13日~15日の日程で山東省病院長訪日団が来日しました。この訪日団は三級甲病院の院長、副院長から成る訪日団で、日本の病院の優れた管理方法を学ぶために来日しました。
訪日団は12月13日に大阪府済生会吹田病院を参観し、人事評価の手法や病院の資材の購入方法、SPD、医療サービスの流れについて説明を受け、病棟、ナースステーション、中央材料室等を見学しました。
12月14日は日中医学協会で安達副会長から「日本の保険制度」について中国語でレクチャーを受け、国民皆保険の日本の医療制度や、介護保険制度、今後さらに進行する高齢化の問題について意見の交換をしました。
12月15日は杏林大学医学部付属病院を参観し、杏林大学医学部付属病院内でのSPD(院内物流管理システム)の詳しい説明を受け、また、ICUや手術室や栄養部の見学をいたしました。
日本と中国は社会体制や医療システムが異なっているので、病院の運営方法も異なっていますが、医療者として目指すべきことは同じであり、患者優先の日本の病院の在り方は訪日団の方々の心に強く印象づけられたようでした。
日中医学協会は今後ともこのような交流を行っていきたいと考えています。大阪府済生会吹田病院、杏林大学医学部付属病院の皆様方、本当にありがとうございました。