日中笹川医学協力プロジェクトの「腹腔鏡実用技術研修」が実施されました
2019/08/14
笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)事業の一環として、腹腔鏡実用技術研修が、中国・吉林省長春市にある中日聯宜医院において8月5日~8日の日程で実施されました。
この事業は、定期的に実施して地方の医療人材を育成しコミュニティ医療の質的向上を図るもので、中国でも大病院への患者集中が医療課題であり、「大病院への患者集中を緩和」することに通じる事業でもあります。
受講者(吉林省・黒龍江省・遼寧省・河北省の地方二級病院の中堅若手の医師)10名が、吉林大学附属中日聯宜医院(三級甲病院)の医師※による講義と録画による術式体験、技能訓練用シミュレーターによる腹腔鏡下手術手技の実践的トレーニングと採点、手術立会体験など、消化器がんを中心に手術手技の教育訓練を受けました。
実施責任者は、吉林大学中日聯宜医院胃腸結直腸肛門外科の孫立波教授(日中笹川医学奨学金制度第19期生)が担当しました。
医師※(講師陣)
中日聯宜医院:房学東副院長、
胃腸結直腸肛門外科:張海山副主任、馮野副主任、謝忠士、舒振波、李福建、丁大勇、高碩徽、申震、劉卓、李永超、肖慧傑、于維、陳学博、崔暁峰、姜洋、盛世厚、李春生(順不同)