笹川同学会吉林地区学術交流会議が開催されました
2019/09/13
笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)事業の一環として、吉林地区学術交流会議が、中国吉林市・吉林世貿万錦大酒店において9月7日午後に開催されました。
吉林大学中日聯宜医院教授 趙樹華先生(第4期生)の司会により、参加者一人一人の近況報告の後、3名の先生による講演が行われました。
吉林大学第一医院副主任医師 李娜先生(第25期生) 「急性妊娠脂肪肝の識別と処理」
吉林大学中日聯宜医院教授 孟繁波先生(第25期生) 「運動と健康」
延辺大学附属医院教授 呉龍仁先生(第20期生) 「多点執業」
李娜先生からは母児の死亡率が高い急性妊娠脂肪肝症例において2014年以降死亡率が0となっていること、孟繁波先生からは有酸素運動と無酸素運動の違いと健康にあった運動方法について、呉龍仁先生からは中国の医療政策「多点執業」の課題について、述べられました。
吉林地区では、100名近い同窓生が居り、ほぼ毎年学術会議が開催され、活発に会員同士の交流が行われています。また、多くの先生方が日本語を話され、日本の指導教官との交流を継続しておられます。
懇親会では始終和やかな雰囲気の中、旧交を温め、来年の再会を約して散会しました。