笹川同学会が中国・吉林省で二級病院医師に対する腹腔鏡研修を実施しました
2020/11/12
9月23日~24日、吉林省長春市にある吉林大学中日聯誼医院で、日中笹川医学奨学金制度研究者OB会(笹川同学会)による二級病院医師に対する腹腔鏡下手術の実用技術研修が実施されました。
笹川同学会は、国の医療政策に則り、二級病院(県級病院)医師の技能向上のための様々な研修事業を、2013年から毎年中国各地で行っています。
通常研修は、講義と手術手技の教育訓練を組み合わせて行っていますが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、講義のみ実施しました。
趙樹華先生(第4期生、吉林大学中日聯誼医院教授)と孫立波先生(第19期生、吉林大学中日聯誼医院胃腸外科教授)が実施責任者となり、吉林大学中日聯誼医院の先生方が講師を務め、吉林省在住の二級病院医師26名の参加のもと、「3D腹腔鏡胃がん根治手術」、「結直腸がんの腹腔鏡NOES手術」、「完全腹腔鏡胃施術後の消化器再建方法」など、研修生にとって非常に需要度の高いテーマで講義が行われ、多くの質問が寄せられました。
腹腔鏡研修は、吉林省の他、9月に湖南省でも行われました。湖南省での研修の様子は、こちらのブログでご紹介しています。是非ご覧ください。