笹川同学会華東地区支部学術交流会が開催されました
2022/12/12
2022年11月20日㈰、笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)華東地区支部学術交流会が、上海市、江蘇省泰州市、浙江省杭州市、江西省南昌市の4会場と同支部の同学会会員をオンラインで結んだハイブリッド形式で開催されました。
学術交流会には、趙群同学会理事長、李忠金秘書長と、上海市・江蘇省・浙江省・江西省在住の同学会会員 計103名が参加し、日本からも日中医学協会の事務局がオンラインで参加して、親睦を深めました。
学術交流会は、「臨床医の研究アイデア」をテーマに開催されました。
特別講演として、劉必成東南大学医学院院長に研究課題の選定と申請書類の作成について、張程辰上海児童医学センター臨床ビックデータ研究センター主任に日本でも注目されているリアルワールドデータ(RWD)の応用について、ご講演頂きました。両講演ともとても為になる内容で、参加者皆、真剣な面持ちで、熱心に聞いていました。
続いて、同学会を代表して3名の笹川生OBが、研究課題の選定・設定方法、新規性のあるアイデアの着想方法と観点、研究デザインなどについて自身の経験をもとに講演し、闊達な議論が行われました。
劉必成
東南大学医学院院長、東南大学腎臓病研究所所長、教授
「研究課題の選定と申請書類の作成についての体験談」
張程辰
上海児童医学センター臨床ビックデータ研究センター主任
「医学研究におけるリアルワールドデータ(RWD)の応用」
【笹川生講演】
蘇 海
南昌大学第二附属医院心血管病研究所副所長、教授(第1期生)
「いかに臨床研究テーマを選ぶか」
厳森祥
浙江大学医学院附属第一医院放射線療法科主任、教授(第25期生)
「臨床問題に基づいた研究設計」
殷 猛
上海児童医学センター心胸外科主任医師、教授(第27期生)
「実践から―臨床医の研究アイデアについて」
◆華東地区支部学術交流会各省実施責任者
上海市:殷 猛 上海交通大学医学院附属上海児童医学センター心胸外科教授(第27期生)
江蘇省:孫 偉 江蘇省中医院腎内科教授(第18期生)
浙江省:何非方 浙江大学附属卲逸夫医院疼痛科教授(第29期)
江西省:鄭衛青 江西省南昌市疾病予防コントロールセンター(第38期、40期生<学位取得コース>)