笹川同学会東北地区支部学術交流会が開催されました

2023/03/06

　2023年2月11日㈯、笹川医学奨学金進修生同学会（笹川同学会）東北地区支部学術交流会が、吉林省長春市、遼寧省瀋陽市、黒龍江省ハルビン市の3会場と同支部会員をオンラインで結んだハイブリッド形式で開催されました。
　学術交流会には、笹川同学会趙群理事長、李忠金秘書長、許順副理事長と、吉林省・遼寧省・黒龍江省在住の同学会会員　計110名が参加しました。会の冒頭、在中国日本国大使館 福田夏樹一等書記官よりご挨拶いただきました。日中医学協会の事務局もオンラインで参加し、交流を深めることができました。

　学術交流会は「コロナ禍における医療スタッフの責務」をテーマに開催されました。
　3名の笹川生OBが、中西医結合による治療法、感染症の危険性、新型コロナ感染症流行時における各地への支援経験談などについて講演し、最後に中国医科大学附属第一臨床学院看護師長の李肖肖氏が、看護師の視点からCOVID-19アウトブレイク時の対応について講演しました。

講演者：

李顕筑 黒龍江省中医薬科学院教授（第8期生）
「『COVID-19感染症の回復期における中西医結合リハビリテーションプログラムに関するコンセンサス』の紹介」

呉龍仁 延辺大学附属医院副院長、感染科主任（第20期生）
「感染症の危険性について」

顧 鋭 中日聯誼医院副院長（第28期生）
「燠火はやがて松明となる，COVID-19との闘いの道
―――方艙医院（臨時医療施設）支援と各診療科統合治療エリアの建立」

李肖肖 中国医科大学附属第一臨床学院胸外科和平院区看護師長
「COVID-19アウトブレイク時の対応－看護チームの敏速な立ち上げとマネジメント」

◆東北地区支部学術交流会各省実施責任者

吉林省：趙樹華 吉林大学中日聯誼医院中医科教授（第4期生）
遼寧省：許　順 中国医科大学第一臨床学院教授（第15期、第41期生＜共同研究コース＞）
黒龍江省：李顕筑 黒龍江省中医薬科学院教授（第8期生）

吉林省長春市会場と集合写真

遼寧省瀋陽会場と集合写真

黒龍江省ハルビン市会場