笹川同学会西北地区支部学術交流会が開催されました
2023/03/28
2023年2月25日㈯、笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)西北地区支部学術交流会が、陝西省西安市、山西省太原市、新疆ウイグル自治区烏魯木斉市の3会場と同支部会員をオンラインで結んだハイブリッド形式で開催されました。
学術交流会には、笹川同学会趙群理事長、李忠金秘書長と、陝西省・山西省・新疆ウイグル自治区在住の同学会会員(笹川生OB)計98名が参加し、日本からも日中医学協会の事務局がオンラインで参加して交流を深めました。
学術交流会は「医学教育の現状と課題」をテーマに行われ、4名が講演しました。
まず、臨床検査と看護に携わる同学会会員が、医学生教育の現状と課題について自身の経験をもとに講演を行いました。
続いて特別講演として、新疆ウイグル自治区人民医院高血圧センターの任映麗看護師長に、高血圧予防治療チームの天山山脈南北両側地域での25年にわたる活動についてご講演頂き、また、日中医学協会が2021年度に実施したJST「さくらサイエンスオンラインプログラム」に笹川同学会の推薦により参加した西安交通大学医学部修士課程の張令さんに、当該プログラムが自身の医学生としての成長に与えた影響について紹介して頂きました。
◆講演者:
李 卓 西安医学院第一附属医院検験科主任(第39期笹川生)
「臨床検査医学専攻学部生への教育経験と思考」
李 莉 山西医科大学第一医院看護部副主任、准教授(第44期笹川生<共同研究コース>)
「新時代における看護学専攻大学院生教育の現状と思考」
任映麗 新疆自治区人民医院高血圧センター看護師長
「天山山脈の南北両側地域で活躍する高血圧予防治療チーム」
張 令 西安交通大学医学部大学院生
「医学生の成長の道」
◆西北地区支部学術交流会各省実施責任者
陝西省:李国棟 西安交通大学外国語学院准教授(第16期生)
山西省:李燕萍 山西省衛生庁国際交流センター教授(第22期生)
新疆ウイグル自治区:李南方 新疆ウイグル自治区人民医院高血圧センター長、新疆高血圧研究所所長(第7期生・第40期生<共同研究コース>)