中華医学会代表団が日中医学協会を表敬訪問されました
2024/06/18
5月22日、中華医学会代表団が日中医学協会と順天堂大学を表敬訪問され、順天堂大学で、小川秀興日中医学協会会長(順天堂理事長)と跡見裕理事長が応対しました。
中華医学会(The Chinese Medical Association)は、1915年に創立され、医学関係の分科会(学会)が加盟しており、学術誌の発行、セミナー開催等を通じて医学科学技術の普及を促進している学術団体で、国際交流活動においては長年にわたり日中医学交流の窓口となっています。
小川会長は歓迎の挨拶で、中華医学会と日中医学協会は様々なテーマで専門の学医学学術会議を定期的に共催で開催し、順天堂大学では中華医学会派遣の医学研修医の受入れを1980年代より継続して行っていることを述べ、中華医学会との交流が引続き両国の医学界を結びつける重要な絆となり、両国民の健康のために一層貢献できるよう共に努力していきたいと話されました。
李国勤中華医学会副会長は、日中医学協会と順天堂大学の日中医学交流への長年にわたる協力に対し感謝を述べられ、これからも医学医療の様々な分野の交流を通じて、日中両国の医療者同士の交流と協力が不断に発展し、両国民の友情が一層深まるよう期待していると挨拶されました。
続いて、中華医学会の要望を受け、飛田護邦順天堂大学革新的医療技術開発研究センター先任准教授が、順天堂大学の臨床研究開発プログラム(GAUDI)によるライフサイエンス分野における研究開発の促進と開発シーズを社会実装させる取り組みについて紹介しました。
今後の日中医学交流について、中華医学会と日中医学協会は、コロナ禍で延期となっていた日中医学交流会議を、「感染症」をテーマとして、中国において対面を主とする形式で開催することに合意し、中国での再会を約束しました。
(前列右) 小川秀興 日中医学協会会長、学校法人順天堂理事長
(前列左) 李 国勤 中華医学会副会長
(後列左2) 李 佳 中華医学会学術会務部副主任
(後列左1) 宋 盟 中華医学会科技評審部主任助理
(後列右1) 飛田護邦 順天堂大学革新的医療技術開発研究センター先任准教授
(後列右2) 本田伸吾 日中医学協会事務局統括