保定市訪日団が日中医学協会を表敬訪問しました。

2024/06/28

　6月12日、党暁龍保定市共産党委員会書記を団長とする保定市訪日団が日中医学協会と順天堂大学を表敬訪問され、小川秀興日中医学協会会長（順天堂理事長）と懇談しました。

　保定市は、河北省の中央部にあり、北京から約140㎞、高速鉄道で約40分の距離に位置し、古くから北京に近い立地を活かして、北京と南方各地を結ぶ交通の要衝として栄えています。現在は、北京の医療負担緩和のため、保定市に大型国際医療基地を建設中で、北京児童医院などの医療機関が保定分院を開設しています。

　このたびの訪日団は、保定市の政府関係者、病院長と医療関連企業関係者の計12名で構成され、医療、健康に係る交流を目的に来日されました。表敬訪問には、中国大使館より祝学華公使参事官と朱小博一等書記官、及び汪先恩欧米同学会理事が同行されました。

保定市訪日団（右側）

　小川会長は、歓迎の挨拶で、日中医学協会は創立以来、日中間の医学医療交流の推進に努め、特に1987年より開始された日中笹川医学奨学金制度は日本に招請された中国の研究者が2,400名を超え、日中両国から高い評価を受けていること、今後も民間交流を重視し、保定市とは長く、実り多い交流が築かれることを希望していると話しました。

　党暁龍書記は、日中医学協会の長年に亘る日中医学交流への貢献に対し感謝の意を述べたうえで、保定市の過去・現在・未来と国際医療基地をビデオで紹介されました。今後は、がん診療、幹細胞治療、リハビリテーション等の施設を建設し、国際医療基地を医療・科学研究・教育・予防・リハビリテーションの総合医療エリアとすることを目指しており、順天堂大学の専門家のご指導ご協力を仰ぎ、全世界の患者に良質な医療を提供していきたいと話されました。

　続いて、訪日団の要望を受け、藤原俊之順天堂大学医学部リハビリテーション医学研究室担当教授が、順天堂医院における先端リハビリテーション治療について、非侵襲的神経刺激治療、ロボット等を用いた先端的なニューロリハビリテーション治療等の実践を紹介されました。桑鶴良平順天堂医院院長、宮内克己順天堂東京江東高齢者医療センター院長が同席されました。

藤原俊之 順天堂大学教授 講演

　最後に、党書記は、重ねて日中医学協会と順天堂への感謝を述べ、小川会長はじめ同席された順天堂の先生方を保定市に招待したいと話されました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（前列中央）　小川秀興　日中医学協会会長、学校法人順天堂理事長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（前列左2）　 党　暁龍　保定市共産党委員会書記　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（前列右2）　 祝　学華　中華人民共和国駐日本国大使館公使参事官

◆保定市訪日団名簿
政府関係者　　　　　　　　　　　　　　　　　 病院関係者
①党暁龍　保定市共産党委員会書記　　　　　　①程樹傑　河北大学附属医院院長　
②馬義民　保定市開発区管理委員会副主任　　　②殷樹欣　第一中心医院院長　
③康　峰　保定市発展改革委員会主任　　　　　③陳宇萍　保定市児童医院院長　
④陳紹輝　保定市市場監督管理局局長　　　　　④張暁偉　保定市リハビリテーション医院院長
⑤龐　穎　保定市衛生健康委員会主任　　　　　⑤王暁青　保定市中医院院長
⑥王　瑛　保定市外事弁公室副主任　　　　　　⑥馮艶光　保定市第六医院院長

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保定市訪日団との懇談の様子は、中国の多数のメディアで紹介されました。

「日中医学協会と保定医療ヘルスケア産業代表団が東京で懇談」

今日頭条（中国語）
https://www.toutiao.com/item/7379927364207149577/
日本華僑報網（中国語）
http://www.jnocnews.co.jp/news/show.aspx?id=111982
中国大陸（中国語）
https://www.52hrtt.com/cn/n/w/info/G1716345241076
騰訊内容開放平台（中国語）
https://page.om.qq.com/page/OPyBU9AhDG21J-oubub7hXcw0
網易（中国語）
https://www.163.com/dy/article/J4J5F8G20515L9VD.html
捜狐（中国語）
https://www.sohu.com/a/785706543_100203250
一点資訊
https://www.yidianzixun.com/article/0vO0XUp0