中国科学院主催「科学技術フロンティア・フォーラム」が深圳で開催されました
2024/11/05
10月26日㈯午前、広東省深圳市の南方科技大学会議センターで、中国科学院主催の「科学技術フロンティア・フォーラム」が開催され、当協会の跡見裕理事長と日本財団の尾形武寿理事長が招待されました。
中国科学院は中国における最高レベルの科学技術学術機関で、科学技術において傑出した成果を挙げた研究者に「院士」の称号を付与しています。
本フォーラムでは、南方科技大学に所属する中国科学院の3名の院士が「生物医学(biomedicine)におけるホメオスタシス(生体恒常性)の応用」をテーマに講演を行い、最先端の研究が発表されました。(プログラム後掲)
フォーラムの冒頭、跡見裕理事長が尾形武寿理事長の挨拶を代読し、日中笹川医学奨学金制度の実施と、帰国した奨学生の中国医学界での活躍を述べ、中国科学院院士3名、中国工程院院士2名を輩出していることを紹介しました。
※日中笹川医学奨学金制度研究者OBの5名の院士については、こちらのブログでご紹介しています。
次いで、王松霊院士(南方科技大学医学院院長,日中笹川医学奨学金制度第8期研究者)が本フォーラム会長として挨拶され、基調講演ではデジタルインテリジェンスとホメオスタシスを応用した医学の未来について発表されました。
本フォーラムでは、質疑応答が活発に行われ、日中笹川医学奨学金制度研究者OBも参加して最新の知見を学ぶとともに院士ら研究者との交流を深めました。
前列左4 跡見 裕 日中医学協会理事長
前列右7 尾形武寿 日本財団理事長
前列右8 王 松霊 中国科学院院士、南方科技大学医学院院長(日中笹川医学奨学金制度第8期研究者)
中国科学院「科学技術フロンティア・フォーラム」 ●特別招待講演 |