日中オンラインシンポジウム「病院管理国際交流会2024」に日本側演者を派遣しました
2025/02/12
2024年12月23日に中国で開催された日中オンラインシンポジウム「病院管理国際交流会2024~科学研究とイノベーション」に、主催団体(当協会中国法人会員)からの要望を受け、京都大学医学部附属病院の専門家を演者として派遣しました。
シンポジウムは大変好評を博し、日中両国から述べ11,000件のアクセスがありました。
講演の先立ち、西湖大学医学院附属杭州市第一人民医院の童向民共産党委員会書記と、京都大学医学部附属病院の髙折晃史院長が挨拶をされました。
★講演★
主題:科学研究とイノベーション
講演1 謝 亜萍 西湖大学医学院附属杭州市第一人民医院血液科 副主任
「杭州市第一人民医院の概況」
講演2 新井康之 京都大学医学部附属病院血液内科・検査部講師、細胞療法科診療科長
「臨床研究とイノベーション:リアルワールドデータが臨床現場を変える~『細胞療法運用学』の着想と発展まで」
講演3 楊 建鋒 西湖大学医学院附属杭州市第一人民医院消化器内科主任
「早期腫瘍マーカーによるスクリーニング及び内視鏡による肝外胆管癌の診断と治療」
講演4 塩川雅広 京都大学大学院医学研究科消化器内科学助教、外来医長
「潰瘍性大腸炎の新規自己抗体同定とその臨床応用」
講演5 王 瑩 西湖大学医学院附属杭州市第一人民医院院長補佐
「臨床研究の実施と展開」
各講演後に、日中両演者によるディスカッションが行われました。
★日中両国演者によるディスカッション★
テーマ:
1.現段階の医療機関における研究開発の実用化への主なモジュール、プロセスと取組み
2.研究や技術開発の臨床への実用化を実現するためのシステムの構築
3.システム構築の際の着目点など
本シンポジウムを通じて、両国の専門家交流がさらに深まり、発展することを切に期待します。