第五次日中笹川医学奨学金制度(第40期~44期/2018~2023年度実施)
日中笹川医学奨学金制度は、日本財団、日中医学協会、中国国家衛生健康委員会(中国保健省)が協力し、1986年から実施している奨学金制度です。中国の医学・医療分野の指導者となりうる人材の育成と、日中両国の医学・医療分野における協力関係の一層の促進を目的に、中国の医療関係者を日本に招請しています。
2017年2月17 日、北京に於いて、三者で「日中笹川医学協力プロジェクト協定書」に調印し、2018 年から「第五次日中笹川医学奨学金制度」がスタートしました。第五次制度は、日中医学交流の新しい形を目指し、これまでの制度を発展させて「学位取得コース」と「共同研究コース」とし、第40期~44期の研究者を招請しました。
学位取得コース
中国の医療関係者の日本の博士号取得を支援します。
招請者数 | 第40期 10名 / 第41期 9名 / 第42期 8名 / 第43期 10名 / 第44期 11名 |
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助成期間 | 4月(入国年)から2年間 |
留学機関 | 日本国内の大学 |
奨学金 | ①日本滞在中の生活費・宿舎費・・・月額10万円(研究者に支給) ②学費(入学金を含む)・・・・・・年額70万円を上限(受入機関に支給) ※①は、日本に滞在している期間に対して支給 |
研究者の義務 (一部) |
・2年間の奨学金受給終了後、2年以内に日本の博士学位を取得すること ・IF3点以上の学術誌に第一著者または同等の論文発表をすること ・研究者認定式(4月日本開催)等、本制度の行事に出席すること |
研究報告書(第43期~44期研究者)
共同研究コース
中国の医療関係者が、日本の医療関係者と行う共同研究活動を支援します。
招請者数 | 第40期 20名 / 第41期 20名 / 第42期 11名 / 第43期 14名 / 第44期 21名 |
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助成期間 | 3~6か月 |
研究機関 | 日本国内の大学・病院・研究所等 |
奨学金 | ①日本滞在中の生活費・宿舎費・・・月額20万円(研究者に支給) ②研究費・・・・・・・・・・・・・年額10万円を上限(受入機関に支給) ※日本に滞在している期間に対して支給 |
研究者の義務(一部) | ・世界の著名な専門学術誌に研究成果を英文論文で発表すること ・日本で開催する「研究者集会」に日本側共同研究者と共に参加すること |
日中笹川医学奨学金制度に関するお問合わせ
公益財団法人 日中医学協会 担当:岡田、李
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-4-3 住泉KMビル6階
TEL:03-5829-9123
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